外来診療がさらに充実しました!
令和3年7月から整形外科医師が常勤になり、小児整形の手術が可能になりました。
診察時間
診療時間/曜日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 |
---|---|---|---|---|---|
午前 (8:30~12:00) |
小児科 | 小児科 整形外科手術日 精神科(※1) |
小児科 | 小児科 精神科(※1) |
小児科 整形外科 小児外科(※2) |
午後 (13:15~17:30) |
小児科 | 小児科 整形外科手術日 歯科(※3) |
小児科 整形外科 |
小児科 | 小児科 整形外科 |
- 外来受診をご希望の方は、平日の午前9時~12時にお電話( 0773-63-4865)下さい。
受診の際は健康保険証、母子手帳等をご持参下さい。 - 休診日は、毎週土曜日、日曜日、祝日、お盆、創立記念日及び年末・年始です。
- 月曜日、木曜日の整形外科受診をご希望の場合は、お電話にてご相談下さい。
- ※1 精神科の診療は、第1、第3火曜日と第2、第4木曜日9:00~12:00です。
- ※2 小児外科の診療は、第3金曜日9:00~12:00です。
- ※3 歯科の診療は、毎週火曜日13:00~15:00です。
診療科のご案内
小児科
1.様々な要因で、運動発達に遅れや偏りがみられるお子さん
リハビリテーション部門と連携を取りながら、診療を行っています。関節、体幹装具、座位保持装置などが必要なお子さんに対しては、小児整形外科医とも密に連携を取りながら診療を行っています。
こんなお子さんを診ています・・・
・脳性麻痺の診断がついている
・健診等で発達(首のすわりや寝返りなど)がゆっくりだと指摘された
・21トリソミーや18トリソミーなど、染色体や遺伝子異常の診断がついている
・筋ジストロフィーや脊髄性筋萎縮症などの神経筋疾患がある
・脳炎・脳症治療後や交通外傷後などで、急性期リハビリテーションは行ったが、継続してリハビリテーションが必要だと言われた
・その他
2.神経発達症注1)が疑われるお子さん
お子さんの行動面やこころの問題、保護者の悩みを聞き、関係機関(保健師や、幼稚園、保育所、学校)と情報を共有しながら、診療を行っています。必要に応じて公認心理師や、作業療法士、言語聴覚士とも連携を取りながら、周囲の大人が、児の特性を理解した関わり方を学ぶことで、お子さんが大きく気持ちを崩すことなく生活できることを目標に診療しています。
こんなお子さん、保護者を診ています。・・
・保健師や先生から、ちょっと気になると言われた
・ことばがゆっくり
・一人遊びが多く、周りの子との交流が少ない、うまく関われない
・すぐにかんしゃくを起こすため、育児に困難を感じている
・周りのお子さんと比べて、落ち着きがない
・読み書きに著しい困難を感じている(限局性学習症注2が疑われる)
・学校に行きづらくなっている
・その他
注1)これまで、広汎性発達障害、自開症、自閉スペクトラム症等様々な名前で言われていたもので、人とのコミュニケーションがうまく取れない、興味関心に偏りがあるお子さんを指します。
注2)これまで、学習障害と言われていたもので、一般の知的発達に遅れは認められないが、読み、書き、算数のいずれか(複数有することもある)に著しい困難を有するお子さんを指します。
※当院は完全予約制です。近年の神経発達症診療受診希望者の急激な増加に伴い、初診までには長期間の待機をお願いしております。何卒ご理解いただきますよう、お願い致します。
医師紹介
整形外科
主な疾患としては、脳性麻痺や二分脊椎などの麻痺性疾患による股関節脱臼・足部変形・脊柱側弯、先天性内反足、発育性股関節形成不全(先天性股関節脱臼)、筋性斜頚、ペルテス病、大腿骨頭すべり症、外反扁平足、下肢変形・アライメント異常(O脚・X脚・脚長不等)などがあります。それぞれのこどもの成長に合わせて保存療法も含めた治療法を選択して、可能な限り自家矯正能力を引き出す治療を追求しています。
保存療法:四肢痙縮に対するボツリヌス療法、通所・入所リハビリテーション、各疾患に対する装具療法(義肢装具士、理学・作業療法士、本人、保護者と相談して最適な装具の作製にあたります)、発育性股関節形成不全に対するリーメンビューゲル装具・牽引・ギプス固定、先天性内反足に対するギプス矯正(Ponseti法)など。
手術療法:四肢痙縮に対する整形外科的選択的痙性コントロール手術、股関節脱臼に対する骨切り術、先天性内反足や麻痺性内反足に対する軟部組織解離術、下肢変形に対する骨端軟骨発育抑制術・矯正骨切り術、外反扁平足に対する距骨下関節制動術など。
上記以外でもお子さんの運動器に関して気になることがあればご相談ください。